史料部門(三菱経済研究所付属三菱史料館)



三菱史料館は、1996年に三菱経済研究所の付属施設として併設され、三菱の歴史に関する史料を収集・保管・公開するとともに、三菱および日本の産業発展史の調査・研究を行っております。

                         三菱史料館への案 内 図

1.三菱関係史料の収集・保管
明治3年の三菱創業から昭和20年代の三菱本社解体、新しい三菱グループの発足にいたるまでの経営史料・業務文書等を中心に、三菱関連の史料を幅広く収集・保管しています。
所蔵史料は一件ずつ登録番号を付し、表題・作成年月日・作成者・宛先・キーワード等を史料検索システムに登録しています。
所蔵史料数は平成28年3月末現在約6万6千点、更に収集に努めています。
郵便汽船三菱会社 簿記法

郵便汽船三菱会社 簿記法

書庫

書庫


2.史料の公開・研究・発表
所蔵史料は、原則として公開されており、閲覧室でマイクロフィルムを通して見ることにより、全国の研究者に利用されています。


閲覧室

当研究所では、専任研究員のほか、東京大学大学院経済学研究科教授岡崎哲二、同 粕谷 誠両氏が兼務研究員として、調査・研究にあたっています。
所蔵史料を使った研究の成果は「三菱史料館論集」として毎年刊行し、内外の大学や研究機関に寄贈するほか、一般の方々にもご購読いただいております。

「三菱史料館論集 第17号」 目次

 論文:
・ 三菱財閥における付加価値の分配と人的資本の役割
     (東京大学大学院経済学研究科教授 岡崎哲二)
・ 郵便汽船三菱会社の組織形成
  ―「調役」機能とその要員に着目して―
     (当研究所研究員 太田仙一) 
・ 戦前期三菱銀行の資金循環
     (東京大学大学院経済学研究科教授 粕谷 誠) 
 研究ノート :
 ・ 創業時代から第一次発展期における
    麒麟麦酒株式会社の経営展開
      (愛知大学経営学部准教授 石井里枝)
 ・明治後期における三菱合資会社の不動産事業
  (九州大学大学院経済学研究院准教授 鷲崎俊太郎)
 ・戦前期三菱商事における組織改革
  ―未完の改革構想とその論理―
      (埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授 大石直樹) 
史料紹介
・1884〜1899年「三菱造船所往来翰」
     (当研究所研究員 小野寺香月)
・ 明治期三菱の官省関係文書
  ―『官省府県御達並願伺届控 明治27年』を事例として―
   (当研究所史料館史料部司書 坪根明子)
B5判 171頁、定価2,700円(税込)送料実費
バックナンバー目次 1−10   11−
    創刊号〜第16号  定価 各2,700円(税込)送料実費
 

3.歴史知識の普及
展示室では、パネルで三菱の歴史と時代背景を分かりやすく説明するとともに、所蔵史料の一部を展示し、一般に公開しています。
三菱および日本の産業発展史理解の一助となるよう小冊子「三菱のあゆみ」、「A Brief History of Mitsubishi(三菱のあゆみ英文版)」、「岩崎彌太郎小伝」、「岩崎彌之助小伝」、「岩崎久彌小伝」、「岩崎小彌太小伝」、「岩崎家伝記総索引」を作成・頒布しています。
三菱の歴史に関するレファレンス・サービスとして研究者にとどまらずマスコミの取材や一般の問い合わせにも対応しております。



展示室

三菱の歴史を紹介した図書の頒布
岩崎東山先生傳記
A5版447頁、定価5,400円(税込)送料実費

美福院手記纂要
A5版862頁、定価5,184円(税込)【絶版】

三菱のあゆみ
B5判36頁、定価216円(税込)送料実費
英文版「A Brief History of Mitsubishi
B5判34頁、定価216円(税込)送料実費

岩崎彌太郎小伝
B5判43頁、定価216円(税込)送料実費

岩崎彌之助小伝
B5判43頁、定価216円(税込)送料実費

岩崎久彌小伝
B5判40頁、定価216円(税込)送料実費

岩崎小彌太小伝
B5判44頁、定価216円(税込)送料実費

岩崎家伝記総索引
B5判90頁、定価540円(税込)送料実費

お申し込みは当研究所・総務部へお願いいたします。
電話  03-5802-8670   Fax  03-5802-8675 


4.三菱史料館・展示室
当研究所一階の2室35坪に三菱史料館の展示室があります。

<常設展示>
  展示室入口に岩崎彌太郎像、正面には彌太郎の書、おかめの面、「三
  綱領」(岩崎小彌太揮毫)を配し、パネルでは、明治維新期の創業から
  の三菱の歴史と時代背景を分かりやすく解説しています。
  展示の史料は第一命令書(明治8年)、複式簿記の規定集(明治10
  年)、丸の内払下げに関わる領収書(明治23年)、佐渡・生野両鉱山及
  び大阪製煉所の落札通知書(明治29年)、株式会社三菱本社解散通知
   (昭和21年)などいずれも三菱とわが国の産業発展史を物語るものです。
<企画展示>
  展示室の一部を使い企画展示を行っております。
   ◇現在の企画(平成28年4月〜)
     「郵便汽船三菱会社の海運事業」
   ◇過去の企画
     「岩崎彌太郎の筆跡 -書簡・日記から-」(平成27年4月〜28年3月)
     「三菱における明治期の造船所の発展」(平成26年4月〜27年3月)
     「岩崎家皇室献上屏風画」(平成25年12月〜26年3月)

5.三菱史料館利用案内     
開館時間 午前10時〜午後4時30分
入館は午後4時まで
休館日 土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12月28日〜1月5日)など。トップページの<お知らせ>もご確認ください。
展示室の見学 無料。予約は不要です。ただし、20名以上の集団見学の際は、事前にご連絡下さい。
史料の閲覧 原則としてマイクロフィルムにより可能。ただし、予約が必要です。調査目的・史料などを具体的にご連絡ください。
なお、初めての利用者は紹介者を必要とします。特定の研究機関に所属していないなど、紹介者に心当たりがない方はあらかじめ当館までご相談ください。
史料の複写には実費を要します。
レファレンス
・サービス
三菱の歴史に関する各種照会に応じています。調査事項を電話、FAX、Eメールなどでお申し越しください。
照会先 三菱史料館
東京都文京区湯島4-10-14
電話03-5802-8673、FAX.03-5802-8674
E-mail siryokan@meri.or.jp


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