史料部門(三菱経済研究所付属三菱史料館)●三菱史料館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、展示室見学について、制限をしています。 ⇒詳細はこちらをご覧ください。 なお、史料の閲覧については、事前予約が必要です。 三菱史料館は、1996(平成8)年に三菱経済研究所の付属施設として併設され、三菱の歴史に関する史料を収集・保存・公開するとともに、三菱および日本の産業発展史の調査・研究を行っております。 ![]() 郵便汽船三菱会社 簿記法 ![]() 書庫 2.史料の公開・研究・発表 所蔵史料は、原則として公開されており、閲覧室でマイクロフィルムまたはデジタルデータを通して見ることにより、全国の研究者に利用されています。 ![]() 閲覧室 当研究所では、専任研究員のほか、東京大学大学院経済学研究科教授岡崎哲二、同 粕谷 誠、高千穂大学経営学部教授大島久幸の三氏が兼務研究員として、調査・研究にあたっています。 所蔵史料を使った研究の成果は「三菱史料館論集」として毎年刊行し、内外の大学や研究機関に寄贈するほか、一般の方々にもご購読いただいています。 また、大正期に編纂された「岩崎東山先生傳記」も刊行・頒布しています。
各号 定価 各2,750円(税込)送料実費(※第1、4、5号は在庫なし) 3.歴史知識の普及 展示室では、パネルで三菱の歴史と時代背景を分かりやすく説明するとともに、所蔵史料の一部を展示し、一般に公開しています。 また、三菱および日本の産業発展史理解の一助となるよう小冊子「三菱のあゆみ」、「A Brief History of Mitsubishi(三菱のあゆみ英文版)」、「岩崎彌太郎小伝」、「岩崎彌之助小伝」、「岩崎久彌小伝」、「岩崎小彌太小伝」、並びにDVD「三菱のあゆみ」(日本語版、英語版)を作成・頒布しています。 そのほか、「三菱社誌」復刻版をデジタル化し、電子書籍とオンデマンド出版のかたちで提供しています。 更に、外部からの取材や問い合わせにも対応するなど、各種レファレンスサービスも行っております。 ![]() 展示室 三菱の歴史を紹介したDVD・図書の頒布
4.三菱史料館・展示室 当研究所一階の2室35坪に三菱史料館の展示室があります。 <常設展示> 展示室入口に岩崎彌太郎像、正面には彌太郎の書、おかめの面、「三 綱領」(岩崎小彌太揮毫)を配し、パネルでは、明治維新期の創業から の三菱の歴史と時代背景を分かりやすく解説しています。 展示の史料は第一命令書<1875(明治8)年>、複式簿記の規定集<1877 (明治10)年)>、丸の内払下げに関わる領収書<1890(明治23)年>、 佐渡・生野両鉱山及び大阪製煉所の落札通知書<1896(明治29)年>、 株式会社三菱本社解散通知<1946(昭和21)年>などいずれも三菱と わが国の産業発展史を物語るものです。 5.三菱史料館利用案内
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